メジマグロのナブラ


2006年、「TVチャンピオン新サカナ通選手権」に優勝し、一時期マグロ類を扱う水産会社で働いた「いかれた素人」が、マグロ、カツオ釣りを解説します
by Tuna-Fishing
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at 2017-03-16 22:25
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木更津沖のシロギス

 2月下旬、深川・冨士見さんに『つり丸』の取材で釣行しました。

 
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 やや寒い一日でしたが、20mの海底からもシロギスたちはしっかりアタリを伝えてきました。
 当日は船長2人という豪華体制でしたが、斉藤正雄船長の釣って見せてくれる腕前は見事で、釣り方も的確に教えてくれました。

 ちなみに、20mの場所でも基本的にオモリは15号で、よほど潮が早くない限り、20号は使わないようです。

 
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 詳細は3/15発売の『つり丸』で!
 
 
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# by Tuna-Fishing | 2017-03-16 22:25 | 餌釣り | Trackback | Comments(0)

本牧沖のイシモチ

 昨年末、金沢八景・新健丸に『つり丸』の取材でイシモチ狙いで釣行しました。


 
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 詳細は『つり丸』2月1日号に掲載されています。


 本編ではイシモチの近縁種と、記事に書ききれなかった内容を掲載します。

「イシモチの仲間たち、そのエサ」

 イシモチは沖釣りだけでなく、投げ釣りでも専門に狙うことがあるが、投げ釣りの本などには「岩イソメやサンマの切身を使う」と、書いてあるので、新健丸の船長に「他のエサを使うことはあるの?」と、聞いたら「エサは青イソメだけあればいい。自分でエサを持ってくる人もいない」ということだが、『海釣り大辞典』(服部善郎・廣済堂出版)によれば、「投げ釣りではニベも混じる」と、あった。

 確かにイシモチ(シログチ)は、下向きの口なのでゴカイやイソメ類を食べやすい形だが、ニベの方がやや上向きの口なので、より大型のエサを捕食するのかもしれない。
 
 近縁種のコイチフウセイクログチなどは釣りの世界ではマイナーでも、水産資源としては無視できないものがあり、宮崎県の魚、オオニベは種苗生産が行われるうえ、サーフからの釣りはルアーマンにも人気で、フロリダ周辺のhttps://en.wikipedia.org/wiki/Red_drum(英字資料)やブラックドラムなどはルアーやフライフィッシングでも釣られるほど、イシモチの仲間も魚食性が強く、大型になる種類も存在するため、むしろ関東地方の「イシモチ釣り」が、小型種を釣っているのかもしれない。

(マグロに例えるなら、クロマグロやキハダではなく、コシナガやヒレグロ(タイセイヨウマグロ)を釣るようなものか?!)


 以下は船長より、イシモチ(シログチ)釣りについて聞いた話。

・潮によってはいても全然食わなかったり、潮が変わった瞬間にバタバタ食いだしたりすることもあるよ。

・本牧沖は根掛かりすることもないので、仕掛けをたくさん用意しなくても大丈夫。

・「普段は30㎝~35㎝くらいまでは期待できる」(それより大きいのは半年に一度程度)
(同船者の話では、かつて「コイのような大きさ」のイシモチが上がったこともあるようですが、これは狙って釣れるレベルではなさそうです…)

 なお、「血抜きしたイシモチは味が違う」ということで、皆さんはエラの付け根をハサミで切り、血抜きしていたことが印象的でした。

 水圧の変化にはそう強くないので、海面まで浮かせると胃袋が膨張し、バケツの中でも腹を返すため、上手に針などでガス抜きをしない限り、小型魚でも無事にリリースするのは技術が必要でしょう。

 そのため、あまりハリを小さくしない方がいいかもしれません。(セイゴバリの12~13号が一般的)
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# by Tuna-Fishing | 2017-01-14 22:44 | カツオ・マグロ以外 | Trackback | Comments(0)

神子元のワラサ

 (これは2016年の報告です)

 2016年、仕事納めの後、友人一家と共に横浜より特急電車で南伊豆のペンションへ向かった。

 彼らは数日間の滞在だが、私はコマセ釣りのガイド役を務め、所用により1泊2日の予定。

 普段は車から見る相模湾、小田原、真鶴、初島などの景色に目をやりつつ、2時間少々で伊豆急下田へ到着……。

 
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 まずは海鮮丼を頂き、車で南伊豆のペンション弓ヶ浜へ向かう。

 友人は可愛いお子さんも元気いっぱいでご機嫌だが、私も部屋で軽く休み、翌日の準備を開始する。当初はイサキ狙いの予定だったが、ワラサが食っているので終日ワラサ狙いになるらしい。



 温泉に浸かり、楽しみの夕食はマダイ、ヒラメ、イサキ、ワラサなどの船盛りに続き、前から食べたかったタカアシガニ! なんでも泥底にいるため、蒸す前にしっかり、タワシなどで泥を落とさないと匂いが残るとか……。
 このカニは関節ごとに、きれいに身が抜ける♪

 そして、先日上がったというキンメの煮付けも! やはり美味しさが違う。

 ご馳走を満喫し、翌朝はいよいよワラサ!

 友人と友人の姉夫婦、そのご友人と4名をガイドする形になったが、今回お世話になった、もき丸には4名分の貸し道具もお願いしてあったため、スムーズに準備を終えて船は湊から神子元へ走り出した。

 今回はハリス8号を6m、ビシはサニービシの80号だが、付けエサはオキアミとイカタンの抱き合わせだ。上乗りさんによれば、食いが良いので朝は12号のハリスでも良いとか!

 私も場所へ向かうまでの間に、コマセの詰め方、エサの付け方などをレクチャーする。



 神子元周りは大晦日にも関わらず、ワラサが食っているため龍正丸、久寿丸、光明丸、米丸、寛永丸、兵助屋など15隻ほどの船が集まっていた。

 最初はイサキが食ってきたため「8号ハリスでも食うの?」と、思わず目を見張るが、いきなり友人の姉とそのご友人がヒット!

 タナはおよそ80mなので、最初から電動を借りていたが、暴れまわるためかあっという間にオマツリ……。

 しかし、1人はバレたものの、寄せてきたもう1本はブリ級! こんなの釣れたら笑いが止まりません!

 その後もオマツリやバラシ、ハリス切れが相次いだが、何とか筆者もワラサ2本、友人らもブリ級交じりで合計3本上げ、「5人で5本」という結果にまでこぎつけた。

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 船によってはコマセが効くと、ずっと食い続けている船も……。
 
 

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# by Tuna-Fishing | 2017-01-13 20:38 | カツオ・マグロ以外 | Trackback | Comments(0)

番宣です

 11年前、TVチャンピオンに出演しましたが、続いて2017年1月8日「検定王~1級ホルダーNo.1決定戦~」に出演します!(当然、「さかな検定」部門)

 放送時間は12:00~13:30の間です。

 日本さかな検定HPでも紹介されています。

 以下、案内文引用。

 
1月8日(日)12:00からフジテレビ系列各局で放送される
「検定王~1級ホルダーNO.1決定戦~」で、
ととけん1級合格者6名が魚の知識を競います。
是非、ご覧ください!

放送日時:2017年1月8日(日)12:00~13:30
放送局:北海道文化放送、仙台放送、秋田テレビ、フジテレビ、
新潟総合テレビ、テレビ静岡、高知さんさんテレビ、サガテレビ、テレビ宮崎、鹿児島テレビ放送

  急な告知ですが、是非、ご覧ください。
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# by Tuna-Fishing | 2017-01-06 22:52 | その他 | Trackback | Comments(2)

Wahoo! is Yahoo!

10月15日

 餌抜かれで頭にきた私は、すぐさま10月15日に予約を入れた。
 相模湾のキハダも食い続けているが、クロマグロが食い出した以上、釣期の長いキハダは後回しだ。

 しかし、当日のお客さんは私を含めて2名! どうなっているんだ? 余裕をもって竿を出せる一方、乗船料がやや高くつく……。

 未明から始める餌のサバ釣りは、前回に続いて好調だ。やや小ぶりなサバが次々にフラッシャーサビキのバケに食うため、十分な数を確保した。

 朝一から他船が獲ったなんて情報も入り、気が気でないが、この日はなかなか当たらない。舳に私、胴の間に忠兵衛丸の常連さん、艫に上乗りの鈴木船長が入って流していくが、一投ごとに緊張が走る。

 潮が動き出した9時10分頃、100m以上送り出していたPEが走り出し、マッドバイパースティングの穂先がツン、ツンと入った。
 前回の餌抜かれで懲りていた私は、慎重にシーラインのドラグを締めていくと、サバではない重さが続いた。
 ドラグをストライク値まで上げて合わせをくれた。
「乗った!」
 しかし、マグロのように一気に持って行く訳ではない。PEの先には他船が2~3隻見えるので、まさかペラ(スクリュー)に巻いたのか?
 竿は明らかに曲がっているが、かなりPEが出ているので「糸ふけを取る」という感覚で巻き取っていくと、一気に魚が走った。すかさずドラグを緩めて対処する。
「モロコか?」
「マグロではないと思いますが……」
 舳先に立ってスタンディングでやり取りする。大船長の操船で少しずつ魚との距離を詰めていくが、サメではないし、どうにも見当がつかない。
「ヒラマサか?」
と、訝しみながらやり取りを続けるが、やや抵抗が強くなってきたのでハーネスを付け、スタンディングファイトを続ける。
ついにハリスまで巻き込み、姿を見せたのは人の背丈くらいありそうな沖サワラ!
「サワラだ!」
 頭にギャフが掛かり、初の沖サワラは船に引き上げられた。

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「口に気を付けて」と、船長。 
「死んでも触ったら切れるぞ」

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 この海域でも、久米島でも、これまで沖サワラにはハリスを何度も切られているが、今回はカンヌキにしっかり掛かっていた。少し合わせが遅れたら確実に切られていただろう。
 およそ20㎏ある魚体なので、本命ではないが十分なサイズだ。
 これまで沖サワラを釣ったことがなかったので、かなり嬉しい。


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 沖サワラは英語でWahoo,誰かが「Wahoo-Japan」なんて言っていたこともあるが、活きエサ(サバが活きたまま真っ二つにされたこともある)やジグを持って行くだけでなく、泳がせに使うオモリを取ることがあり、まさしく海のYahoo(スゥィフトの『ガリヴァー旅行記』第四篇「フウイヌム国渡航記」に登場する、無益な輝く石を求めて争うならず者の種族ー人間を風刺したものー)だ。
 
 某ポータルサイトや『戦後最大の奇書』と呼ばれる『家畜人ヤプー』のSM小説もこの『ガリヴァー旅行記』が元ネタだ。

 と、魚をいささか擬人化し過ぎたきらいはあるが、一方で、どこの漁師も沖サワラを獲るくらい食用としての価値があり、地域によっては偽物の沖サワラで本物を誘き出し、銛で突く漁法も存在する。

 小笠原や大東島の島寿司は沖サワラのヅケ寿司だ。




 船宿お勧めは刺身、ヅケ、照り焼きだが、やはり唐辛子を使った島醤油でのヅケが一番美味だった。
 意外にも、アラを焼いてから汁にしても良い出汁がでる。

(頭を兜焼きにすると、もはやマンガの世界?!)

 結局、本日はこの沖サワラ1本……。
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# by Tuna-Fishing | 2016-12-04 22:48 | カツオ・マグロ以外 | Trackback | Comments(0)