メジマグロのナブラ


2006年、「TVチャンピオン新サカナ通選手権」に優勝し、一時期マグロ類を扱う水産会社で働いた「いかれた素人」が、マグロ、カツオ釣りを解説します
by Tuna-Fishing
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2017.7.29 フカセでキハダ爆発! 

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(この日の様子は、8/12発売の『つり丸』9/1号 「復活! 投稿一番星」に詳細が記載されています)

 本稿はその補足としてご覧ください。

7月29日

 翌週も欲に目がくらみ、「何とかでかいのを……」と、考えて、1月に放送された番組で共演したTさんも誘い、玄船長の第21長三郎丸より出船。
(この日も活きエサで3隻出し)
 今回はマイワシをぎっしり積んでいるため、付けエサには最高だ。


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 朝方、4番パヤオ(?)周りに向かい、一発目はワカシ(!)だったが、次の投入からカツオが食い出した。

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 1~2kg級のカツオを次々にキャスティングロッドで抜き上げ、おかずを確保。
 良型を狙ってマイワシを使っているが、それでも小型カツオまで食ってくる。こんな時はなおさら小さすぎる餌は厳禁だ。(小物ばかりになる)

 途中でメボーが跳ねたので、ジギングタックルに替えるとズドン! 一気に突っ走り、ミヨシまで引っ張りまわされた。

「サメ?」
 何と、散水の下に2m半はあるぶっといヨシキリザメ
「サメなら切っちゃって」と、上乗りのゆきさん。

「サメじゃない、メボーだ!」



 
 サメはただ水面下に姿を見せただけ。
 素早く寄せていき、タモを入れてもらう。8kgはありそうだ。

 次もメボーが食った! さらに型が良さそうだが、やり取り中、散水機にPE4号が擦れて高切れ!!


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 Tさんも5㎏弱のメボーを仕留めた。

 その後、城ケ島沖へ向かうが、ここでは不発……。

 しかし、昼前に長井のルアー船3隻が黒煙を上げた。

 そこに我らが長三郎丸軍団も駆けつけ、イワシを撒きだすと……。

 キハダの群れが船に付いた!!



 一発で食わせたが、PE4号が高切れ!

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ご覧の通り、ダブル、トリプルで当たる。
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取り込み時の歓声も洋上に響く。

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 当Blog「メジマグロのナブラ」閲覧者の型も1本!

 
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 私もツナタックルに持ち替えるとソルティガのドラグが悲鳴を上げた。
 やり取りの末、久々に24kgをキャッチ!

 
 さらに、もう1本食って来た!

 Tさんもカツオ、キハダフカセ釣り初挑戦で20㎏級をキャッチ!

 貸し道具でやっていたその隣のKさんも、やはり20㎏級キャッチ!

 おかげで船のマグロ箱を引っ張り出し、箱にキハダと氷を詰め込む始末。
 最後は魚を入れる所がなくなったので、エサはまだまだ残っているが沖揚がりとなった……。

 相模湾では初のダブルキャッチ!!
 
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(船長Blogより)

 釣果は15kg以上が船中12本、長三朗丸3隻で31本というとんでもない釣果を叩き出し、その後も1週間程度、船中10本前後という、米国ロングレンジ船や久米島に匹敵する好釣果が続いた。
 
 このBlogを書いている最中は食いが落ち着いてきたが、カツオも3㎏、4㎏の大型が回遊し、キハダは40kg、60kgも釣れているため、今後も相当期待できるだろう。

 

 

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# by Tuna-Fishing | 2017-08-13 20:00 | 近海カツオ・マグロ類 | Trackback | Comments(0)

2017年、フカセ釣り2回目

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 相模湾のカツオ、キハダが数年に一度の当たり年となり、前回の翌日辺りからいいサイズのキハダも上がり始めた。

大物を釣るなら、ルアーの方がいいか? と、思っていただけに一安心。


 こうなると、長三朗丸はマルイカ乗合を終了し、ルアー乗合でも反応する魚はいるが、活き餌の一本釣り、フカセの乗合が人気のため、平日でも2隻、土日祝日は3隻体制での出船!

 
 
葉山あぶずり港はカツオ、キハダバブルの到来となった。(まさみ丸もルアーで出船)


 当日も受付には長蛇の列が並び、駐車場も車で埋まっていくが、みんなキハダが釣りたくてフカセの準備をしている。餌のイワシはマイワシもかなり混じっているため、使いやすそうだ。


 今回は有詞船長が舵を握る32号船。ルアーマンのGさんもミヨシに乗り込んだ。

本来は一本釣りをする左舷まで、スピニングタックルでいっぱい! 2つのカメはシコイワシでいっぱいだ。

 出船後、沖で貸し竿の受け渡しをしたり、かづみさんが餌の付け方をレクチャーするが、1時間半ほど走って4番パヤオへ到着!

(今年の魚はパヤオに付いている!)

 撒き餌を取って、散水が始まった。
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号&12号ハリスのカツオ、キメジ用タックルでシコイワシを流すと、まずはシイラ

で苦笑するが、その直後、青い背を見せる小ぶりなカツオが走り始めた。

 来たっ! 鋭い走りにドラグが滑るが、寄せてくると1㎏級の小型カツオだ。 型はと

もかく、今年の初ガツオなので大切に抜き上げる。

 完全に群れは船に付き、舳先では上乗りさんがカツオを一本釣りで抜き上げ、あちこちで竿が曲がり、カツオが水面直下を走る。

 小型が多いので、強引に止めて寄せ、ポーンと抜き上げるが、目の前でビュンビュン走り回り、餌に食うのはやっぱり楽しい! ルアーでも食っている!

 何本か釣った後、2㎏級もキャッチ! 

 しかし、パヤオの周りで時折、もっと大きなしぶきが上がるため、メボーでは?

 あっという間に67尾になったが、今回はマイワシが少ない。大艫の方は、マイワシでいい方のカツオを選んで釣っているが……。

 もっとも、一度、マイワシを流したら、倍くらいの大きさのワカシが食って来たのは驚いたが。

 と、シコイワシを沖へ流していくと、ひと際強烈なアタリが来た! ジャジャーっとドラグが滑り、真下へ潜っていく。

「メボーだ! メボー!」

 細仕掛けなので無理はできないが、50mほど走った後、慎重にポンピングして寄せていく。

 

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 また走る時も無理をせずしのぐ。やがて、魚は水面直下まで寄せられてきた。
 23度回してタモに入ったのはやややせ気味の7.5。太っていたら9㎏くらいになる魚体だが、何故か口元にはトリプルフックが……。


 ルアーから外れたのだろうか?

 今度はおそらく3番パヤオへ移動。


 こっちでも小型のカツオが多いが、入れ食いなのは変わらない。

 皆さん、入れ食いで明らかに釣り方が上達し、前回よりオマツリも激減。

 

 メボーもさっきよりは多いらしく、マイワシを付けるとあちこちでメボーが竿を曲げる。

 私も連続でPRノットがすっぽ抜けた! 12号ハリスをノーネームノットで結び直すが、合わせた瞬間にハリがすっぽ抜け、ブランクに当たったのがジギングロッドが折れた!

 小さいカツオはもう十分と判断し、PE4号に16号を結び直し、マイワシを掛けて流すと3㎏半のメボー。このタックルなら余裕だ。


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 周りで次々にメボーやシイラ(メーター級)が当たっているため、タモを入れていくが、もう一回、いい手応えが来た!

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 ミヨシ側へ走っていくので、追っかけてポンピングするが、上がって来たのは5.2kg

 まだ11時前だが、餌もなくなったので沖上がり!

 カツオが12㎏級18本、メボーが3本と数釣りにはなかなか。


 もう少しカツオの型が良くなってくれれば何よりだ。


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# by Tuna-Fishing | 2017-08-05 22:03 | 近海カツオ・マグロ類 | Trackback | Comments(0)

2017年、フカセ釣り初戦

 7/8㈯、葉山鐙摺・長三朗丸でフカセ釣りに出船!
 
 仕立では何回か出ているが、乗合は初日。しかし満員。
 エサはマイワシが多めで、カタクチイワシは4割弱?

朝方、10~15kg級のキメジが跳ねていたが、撒いた餌は取らず……。

 
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 最初はカツオがあちこちで当たるが、こちらは久しぶりということもあり、バラシやすっぽ抜けが相次いだ。(オマツリもかなりあった……)

 しかし、後半からキメジがエサを取り出し、まずは3㎏級が食って来た。続いてもう1本。


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 次は大物が釣りたいと、マイワシをエサに、太めの仕掛けに替えるが、食って来たのは4㎏級……。

 何はともあれ3本でお土産は確保。
 いずれも脂があって美味!  10月頃にはこのサイズが10kg近くになるだろう。
 その頃は、全身が中トロだ。



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# by Tuna-Fishing | 2017-07-24 22:23 | 近海カツオ・マグロ類 | Trackback | Comments(0)

私がマゴバリを使わない理由(カツオ、キハダフカセ釣りの場合)

 

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 最近、相模湾のカツオ、キハダのフカセ釣りで、マゴバリを使う人が増えている。
 大きな太いハリをイワシに掛けるより、マゴバリだけ掛ける方が、イワシのダメージが少なくなるだろうという考えはよく分かります。
 
 確かに、私の知人(超ベテラン)が自作のマゴバリを使っていたこともありますが、最近の状況を見ると、「使うことでデメリットが大きい」と、筆者は考えざるを得ない状況です。

 中には「アシストフックみたいな効果があるの?」と、聞いてぶったまげたこともありますが、細い糸を使ってハリを結ぶならともかく、アオリイカのヤエン釣りのような、サルカンとハリを組み合わせたものを使ったり、果ては鼻カン(アユ用ではなく、アジ用だったと思う…)を付けてくるという、何とも探求心旺盛な方と遭遇したことを思い出しました。
 

 では、マゴバリの何が問題か? という答えは、あくまで筆者の主観ですが、以下のような理由が挙げられます。


①オマツリを起こしやすい。

 イワシ餌のフカセ釣りは、撒いた餌を魚が取ったとみるや、艫側へ仕掛けが流れていく中、一斉に投入する。
 その流しの時は、どうしてもPEが一か所に集中し、タイミングや投入の位置を間違えると、あっという間にオマツリします。
 もちろん、魚が船に着いた後は、右舷へ仕掛けが流れるのでオマツリは減りますが、この「最初の流し」の時、マゴバリがあると、明らかにオマツリを起こした時、解くのに時間がかかります。一刻一秒を争う釣りでは、どう見ても不向きです。
(ハタやヒラメとはやや傾向が違う模様)


②(種類によっては)餌の泳ぎが悪くなる。

 逆説的かと言われそうですが、サルカンなどを組み合わせたマゴバリでは、親ハリ単体よりも重量が増し、却って餌の動きが悪くなる恐れがあります。また、抵抗が大きくなるという点も無視できません。


③マゴバリに食ったら、まず獲れない。

 確かにカツオ、サバ、ムロアジを餌にする場合は、ハリに直接かけず、目通しにする場合もありますが、マゴバリを使うと「マゴバリだけに掛かる」という可能性もあります。  

 マゴバリでも1㎏あるかないかという超小型の魚や、60㎝以内のシイラなら、丁寧にやり取りすれば上がるかも知れませんが、3㎏を超える本ガツオ、5㎏前後のキメジなら、一発で伸ばされるか、折れます。



④漁師はマゴバリを使わない。

 本職のカツオ漁師も、一本釣りで食わなければ、時に「テジ」と呼ぶ、手釣りのフカセ釣りをやりますが、その仕掛けにも「マゴバリ」を使うという話は聞いたことがありません。
 カツオ、メジ類は昔から職漁で盛んに釣っている魚ですが、その漁師が使わないマゴバリを、あえて使用する機会は極めて限られると思います。
 なお、イワシの泳ぎが悪いなら、ハリのサイズダウンをお勧めします。
 チヌバリのような細軸は無茶ですが、グレバリでコマセダイに使えるくらいの大きさなら、小さいシコイワシでもある程度泳いでくれます。


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 通常はこんなハリで大丈夫です。





 (どうしても使う場合は) 

 そうはいっても、マゴバリを使ってみたい、あるいは「エサが小さすぎる」という考えのある場合は、金具を一切使わない、なるべく軽量なマゴバリを、7㎝以下のイワシしかない時だけ使ってください。

 それ以上の大きさのイワシなら、マゴバリは不要です。

 スピード勝負の釣りなので、手返し良く餌を流せるかどうかにかかってきます。

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 では、よい釣りを。


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# by Tuna-Fishing | 2017-07-13 23:00 | 近海カツオ・マグロ類 | Trackback | Comments(0)

富津沖のエビスズキ

 3か月ほど前になりますが……。



『つり丸』の取材で、伝統的なエビスズキに出船している富津・浜新丸へ向かった。

 早朝の出船だが、船長にナイロン7号の道糸に印を付けてもらい、風を受けながら出船する。
エサに活きエビを使うことが特徴だが、以前読んだ本では「頭にハリを刺すので、殺さないよう注意。エサの尾にハリを掛けても食わない」と、聞いていたのでいささか気を遣う。

 出港時は浅瀬に掘られた船道(澪筋)添いに沖へ向かうが、ウェーディングする人はこの浅瀬に立ち込んで勝負することを思うと、また違った楽しさがあるのだろう。

 開始後、次々に食ってくるので良い絵が撮れ、自分も何とか1本!

 あの大きな魚体に似合わぬ小さなアタリの後、豪快な引きが伝わってくるエビスズキは、手バネ竿を持ち込む方も見受けられた。タナが浅いので、手バネ竿でもどんどん手繰り込んでいけば良い。リールがない分軽そうだ。

 帰港後は船長の甥御さんが遊びに来ていた。

 最後は港近くの食堂でアナゴ丼を味わう。

 なお、釣りたて&しっかり活〆して血抜きしたスズキは(頭の付け根より、尾の付け根からより血が抜けたように見える)、フライで最高でした。
 

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# by Tuna-Fishing | 2017-06-07 22:27 | カツオ・マグロ以外 | Trackback | Comments(0)